神前式結婚式の神様とは?

神様の前で結婚の誓いをたてるのが神前式の結婚式です。その神様とはどんな神様なのでしょうか。答えは神道の神様です。神道の神様は日本で古くから祀られている八百万の神様で、神社でお参りする神様です。八百万は特定の神様を指すのではなく「数多くの」という意味で、すべてのものに神が宿るという考え方に基づいています。

神社で神前式の結婚式が挙げられたのは大正天皇の挙式が最初といわれており、それまでは新郎の自宅に親族を招いて行われていました。現在の神前式が一般に広まったのは第二次世界大戦後のことです。式の内容は神主が結婚を神様に伝える祝詞(のりと)を上げ、新郎新婦が三々九度(さんさんくど)の杯を交わして玉ぐしを捧げることで夫婦の契りを結びます。規模は小さ目で出席者は基本的には身内になりますが、会場の広さによっては親しい友人も参列できます。

教会式結婚式の神様とは?

教会式を正確にいうとキリスト教の教会式結婚式です。キリスト教ですから神様はキリストですが、キリストは名前ではありません。キリストとは救世主という意味でキリスト教ではナザレのイエスを指し、彼はイエス・キリストと呼ばれています。

挙式の内容はキリスト教の教義に従って聖書の言葉を引用して結婚を誓い、結婚指輪の交換や誓いのキスをすることで神の承認を得ます。キリスト教の宗派の主なものにはカトリックとプロテスタントがあります。カトリックの教会で式を挙げられるのは、少なくとも新郎か新婦のどちらかが信者のときだけです。信者以外がカトリックの教会で挙式する場合は、事前に結婚講座を受ける必要があります。

神社で行う挙式のことを神前式といいます。このスタイルは、神々に誓いを立てる日本ならではのものとなっています。